野々下由香里 Yukari Nonoshita (ソプラノ)

nonoshita

大分県出身。

東京藝術大学声楽科を首席で卒業、同大学院修了。関西フランス音楽コンクール、第4回日仏声楽コンクールともに第1位入賞。パリ・エコール・ノルマル音楽院留学中の‘89年「フィガロの結婚」ケルビーノ役でレンヌ歌劇場にデビュー。ナント、リオ・デ・ジャネイロ等国際声楽コンクールに入賞。

帰国後は、BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のソリストとして国内外の公演(ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、イスラエル、韓国)に参加。北とぴあ国際音楽祭ではバロックオペラで古楽オーケストラとともに聴衆を魅了している。ジョージ・ベンジャミン「冬の心」を作曲家自身の指揮で東フィルと日本初演、権代敦彦らの作品を世界初演。録音は25点を超えるBCJとのCDをはじめ「フォーレ《小ミサ》(ジャン・フルネ指揮)」「月の光~エラールピアノとフランスのうた~(レコード芸術誌特選盤)」などがある。