小笠原美敬 Yoshitaka Ogasawara (声楽)

東京藝術大学大学院修了。
故・小笠原克美、高橋大海、マックス・ファン・エグモント、ノーマン・シェトラー、ペーター・コーイの各氏に師事。平成14年度文化庁芸術家在外研修員としてドイツに留学。

ライニッシェ・カントライ、コレジウム・ヴォカーレ・ゲント、バッハ・コレギウム・ジャパンなど世界屈指の古楽アンサンブルのメンバーを歴任し、ソリストとして鈴木雅明、鈴木秀美、寺神戸亮、濱田芳道、渡邊順生、フィリップ・ヘレヴェッヘ、フィリップ・ピエルロー、ヘルマン・マックス各氏等と共演。古楽演奏を得意とし、国内外で数多くの演奏会や録音に参加している。日本を代表する声楽アンサンブルのメンバーとして、アンサンブル演奏と指導に精力的に取り組んでいる。またドイツ歌曲やバロック・プログラムによるリサイタルは各地で高評を得る。

モンテヴェルディ“マドリガーレ全集”、シュッツ“ルカ受難曲&小教会コンツェルト集”、トゥンダー“コンツェルト集”、ブクステフーデ“われらがイエスの四肢”等多数のCD録音がある。

“ラ・フォンテヴェルデ”、“ベアータ・ムジカ・トキエンシス”各メンバー。声楽アンサンブル・オリエンス音楽監督、混声合唱団“コール・ヴォンネ”指揮者。