「4人の名手による協奏曲<コンチェルト>の響宴」
ピリオド楽器のスペシャリスト × 期待の新鋭コンセール・エクラタン福岡による珠玉のバロック

協奏曲(コンチェルト)は、イタリア生まれ。
このコンサートでは、発祥の地からはヴィヴァルディとマルチェッロの作品を、そしてイタリアからも多くの影響を受けたといわれているバッハの名作コンチェルトをお届けします。
国内はもとより世界各地で活躍する4名のヴィルトゥオーゾと、地元福岡の若き古楽器アンサンブルとの「響宴」を、どうぞお楽しみに!
日時 | 2019年10月12日(土) 開演 12:00(開場 11:30) |
---|---|
会場 | 福岡シンフォニーホール(アクロス福岡1F) |
出演 | 太田光子(リコーダー) 三宮正満(バロックオーボエ) 斎藤秀範(バロックトランペット) 山本徹(バロックチェロ) コンセール・エクラタン福岡(古楽アンサンブル) |
曲目 | A. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 RV405、リコーダー協奏曲 RV443 A. マルチェッロ:オーボエ協奏曲 J. S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV 1047 |
入場料 | 1,000円【全席指定】 ※2019年6月23日(日)一般発売開始 ※車いすでお越しのお客さまは、優先割引座席(4席)がございます。 詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。 ※小学校入学前のお子様のご入場はできません。託児サービスについては、こちらをご覧ください。 |
チケット取扱所 | ○ アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時) ○ アクロス福岡インターネット購入(主催公演のみ) ○ チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:139-921) ○ ローチケ TEL:0570-000-407(Lコード:82567) ≫ チケット購入方法はこちら |
お問合せ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時) |
※諸事情により、記載内容が変更になることがありますので予めご了承ください。
■出演者プロフィール
太田 光子 Mitsuko Ota(リコーダー)

上野学園大学、ミラノ市立音楽院を卒業。第16回国際古楽コンクール<山梨>第1位。
故ボッセ指揮のもとソリストとして神戸市室内合奏団等に客演、リリング指揮シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムに参加。音楽の友誌「音楽評論家・音楽記者が選んだコンサートベストテン」に、ソロ・リサイタル「リコーダーの飛翔」がノミネート。イタリアのレーベルLa Bottega Discanticaより、「ヴィヴァルディ/リコーダー協奏曲集」(レコード芸術誌特選盤)、コジマ録音より「イタリアへの夢」(レコード芸術誌特選盤)、「イタリアへの夢 II」(レコード芸術誌特選盤、第49回レコード・アカデミー賞ノミネート)他、CDリリース多数。
近年は新潟県リコーダー教育研究会、名古屋バロック音楽協会、「ほぼ日の学校」等、各地のマスタークラスやワークショップ等の講師、全日本リコーダーコンテスト審査員を務める等、後進の指導にも力を入れている。
リコーダーを山岡重治、P.メメルスドルフの両氏に師事。上野学園大学非常勤講師。
太田光子公式WEBサイト http://otamitsuko.music.coocan.jp/
三宮正満 Masamitsu Sannomiya(バロックオーボエ)

武蔵野音楽大学卒業。ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。96年より「バッハ・コレギウム・ジャパン」J.S.バッハ=カンタータ全曲レコーディングに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。ソリストとしてカーネギーホール、プラハの春音楽祭などに出演。02年より東京藝術大学古楽科講師として後進の指導にもあたっている。
2008年より田村次男氏と共にオーボエ製作を始め、ライプツィヒの名工アイヒェントプフ作のオーボエを復元し、国内外で演奏されている。
ソロアルバム「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」「19世紀パリのオーボエ作品集」「ヴィダーケア・デュオソナタ集」をリリース。今まで100枚以上のCD録音に参加。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BS「クラシック倶楽部」等に出演。
現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オルケストル・アヴァン=ギャルド」首席オーボエ奏者、東京藝術大学古楽科講師。「アンサンブル・ヴィンサント」主宰。
斎藤秀範 Hidenori Saito(バロックトランペット)

東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
ソロや室内楽、オーケストラ等、幅広く活動している。また、バロック(ナチュラル)・トランペット奏者として、バッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・シンポシオンをはじめとする古楽団体の他、海外の団体のカメラータ・アンティカ・ソウル(韓国)や、ディ・コンツェルティステン(香港)などからの招聘を受けるなど、国内外において様々な団体と演奏及び録音を数多く行う。
メディアにおいては、NHK(Eテレ)の音楽番組「らららクラシック」のトランペットの特集回や、NHKのラジオ番組「古楽の楽しみ」にゲスト出演をし、解説、演奏を行い、どちらも共に好評を得ている。
これまでに、織田準一、関山幸弘、ピエール・ティボーの各氏に師事。
山本徹 Toru Yamamoto(バロックチェロ)

東京藝術大学大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位、2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、ファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。
バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど主要な国内外のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加する他、根本卓也氏との《ジュゴンボーイズ》、また2018年には渡辺祐介氏らとオリジナル楽器オーケストラ《オルケストル・アヴァン=ギャルド》を創設するなど、活動の場を広げている。東京藝術大学での集中講義、シンガポール国立大学音楽院でのマスタークラスなど後進の指導とオリジナル楽器の普及にも力を入れている。 2006年に第2位受賞の国際古楽コンクール<山梨>では2017年に審査員を務める。
コンセール・エクラタン福岡 Concert Eclatants Fukuoka (古楽アンサンブル)
コンサートマスター: 廣末 真也

フランス語でコンセールは“音楽会”、エクラタンは“輝かしい”を意味する。
バロックから現代まで幅広い時代のプログラムに取り組み、各時代に適した奏法、表現を追求することで、音楽の魅力を最大限に引き出したいというコンセプトを掲げる。公演は多岐に渡り、古楽シリーズ、オーケストラ公演、合唱団やバレエ団との共演など、独創的な活動を展開。
古楽シリーズにおいては、2014年7月の初公演以来、主にバロック時代の作品を中心に取り上げ、作曲当時の状態に復元されたオリジナル楽器(古楽器)を積極的に用いて、当時の様式や演奏習慣を踏まえた演奏を目指す。これまでの公演では、寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)、原田陽(バロック・ヴァイオリン)、山本徹(バロック・チェロ)、懸田貴嗣(バロック・チェロ)、前田りり子(バロック・フルート)、古橋潤一(リコーダー)、能登伊津子(オルガン)、加耒徹(バリトン)をゲストとして迎えている。
公式WEBサイト https://www.eclatants.com