アクロス・ランチタイムコンサート vol.84

シギスヴァルト・クイケンが弾くヴァイオリン協奏曲

古楽界の世界的レジェンド × 日本の新鋭たちによるバッハ名曲選

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新・福岡古楽音楽祭2020のメインコンサートであるアクロス・ランチタイムコンサート。 プログラムはオール・バッハ作品。シギスヴァルト・クイケンの強い意向で、2曲のヴァイオリン協奏曲と、管弦楽組曲第1番の、全3曲を選びました。

シギスヴァルトのバックを担う古楽アンサンブルには国内外で活躍する古楽器奏者が集結します。コンサートマスターには、クイケンに薫陶を受けた戸田薫さん、バロック・オーボエには日本古楽界の新鋭、荒井豪さんと佐治みのりさん、バロック・ファゴットには福岡出身、現在オランダで活躍中の村上由紀子さんなど、総勢11名からなるスペシャルアンサンブルです。

クイケンが紡ぐ深淵なるバッハの世界を、どうぞお楽しみください。

日時2020年10月16日(金) 開演 12:00(開場 11:00)
会場福岡シンフォニーホール(アクロス福岡1F)
出演シギスヴァルト・クイケン(バロックヴァイオリン)
マルレーン・ティアーズ(バロックヴィオラ)
戸田薫(バロックヴァイオリン)
山本徹(バロックチェロ)
荒井豪佐治みのり(バロックオーボエ)
村上由紀子(バロックファゴット)
廣末真也倉田輝美(バロックヴァイオリン)
松隈聡子(バロックヴィオラ)
西野晟一朗(チェンバロ)
曲目J.S. バッハ:
 ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番
 管弦楽組曲 第1番
入場料 【全席指定】 1,000円
※2020年8月2日(日)一般発売開始
※車いすでお越しのお客さまは、優先割引座席(4席)がございます。 詳しくはアクロス福岡チケットセンターまでお問い合わせください。
※小学校入学前のお子様のご入場はできません。
チケット取扱所○ アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時)
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お問合せアクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時)

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※諸事情により、記載内容が変更になることがありますので予めご了承ください。


■出演者プロフィール

シギスヴァルト・クイケン Sigiswald Kuijken (バロックヴァイオリン)

Sigiswald Kuijken

1944年ブリュッセル近郊生まれ。1964年にブリュッセルの音楽院を卒業。
若い頃から、兄ヴィーラントとともに古楽に親しみ、独学で17~18世紀の演奏技術と演奏習慣を徹底して身につけた。これを契機に1969年、あごで楽器を支えず自由に肩に持たせかける奏法をはじめ、これはヴァイオリン音楽へのアプローチに決定的な影響を及ぼし、1970年代初めから多くの奏者たちによって続々と採用されることになった。1964年から1972年までの間、アラリウス・アンサンブルの一員として活動し、その後も兄弟であるヴィーラントとバルトルド、グスタフ・レオンハルト、ロベール・コーネン、アンナー・ビルスマ、フランス・ブリュッヘン、ルネ・ヤーコプスと個性的な室内楽プロジェクトを立ち上げている。
1972年ラ・プティット・バンド結成。シギスヴァルトは恒久的なリーダーとして精力的な活動を続けている。 1986年クイケン弦楽四重奏団結成。1998年以来、しばしば「モダン」の交響楽団を指揮し、シューマン、ブラームス、メンデルスゾーンなどのロマン派のレパートリーにも取り組んでいる。2004年シギスヴァルトの研究により復元された「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」でバッハ時代のチェロ・パートを演奏し注目を集める。
1971年から1996年までハーグ音楽院、同時に1993年から2009年はブリュッセルの王立音楽院で教鞭をとっている。その他、ロンドンのロイヤル・カレッジ、シエナのキジアーナ音楽院、ジュネーブ音楽院、ライプツィヒ音楽大学等で客員教授として教えている。
2007年2月にルーヴェン・カトリック大学より名誉博士号を授与、2009年2月にはフランドル政府より「生涯功労賞」が授与された。


マルレーン・ティアーズ Marleen Thiers(バロックヴィオラ)

Marleen Thies

ブリュッセル音楽院にて、アルテュール・グリュミオー、モリス・ラスキン等に師事してヴァイオリンを学ぶ。シギスヴァルト・クイケン同様、早くから古楽に魅了され、奏法を学ぶ。バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンドの第1ヴァイオリンを務める。1986年からはクイケン・カルテットのヴィオラを担当。ラ・プティット・バンド、クイケン・カルテットのほぼ全ての演奏会とレコーディングに参加。シギスヴァルト・クイケンに協力して、ラ・プティット・バンドのマネジメントを行ない、同楽団を支えている。


戸田薫 Kaoru Toda(バロックヴァイオリン)

東京芸術大学、オランダのデン・ハーグ王立音楽院を卒業。景山誠治、若松夏美、シギスヴァルト・クイケン、エリザベス・ウォルフィッシュの各氏に師事。1992年山梨古楽コンクール最高位受賞。

これまでに、バッハ・コレギウム・ジャパン(鈴木雅明指揮)、ラ・プティット・バンド(シギスヴァルト・クイケン指揮)をはじめとしたオーケストラに参加。2006年より6年間、クラシカルプレイヤーズ東京(有田正広指揮)のコンサートミストレスを務めた。室内楽ではクイケンファミリー、ヴァルター・ファン・ハウエ、ヨス・ファン・インマゼール、アンドレアス・ショルなど多くのミュージシャンとともに数々のコンサート、レコーディングをこなしてきた。

2001年、パウル・エレラとともにアンサンブルグループ「アニマ・コンコルディア(www.animaconcordia.com)」を結成。J.M.ルクレール「2つのヴァイオリンのためのソナタ集」全集録音のほか、今春は、「未開人〜ヴェルサイユ宮殿のヴァイオリニスたちのデュエット」をCDリリースした。桐朋学園大学、東京芸術大学講師。


山本徹 Toru Yamamoto(バロックチェロ)

東京藝術大学大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位、2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、ファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。

バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど主要な国内外のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加する他、根本卓也氏との《ジュゴンボーイズ》、また2018年には渡辺祐介氏らとオリジナル楽器オーケストラ《オルケストル・アヴァン=ギャルド》を創設するなど、活動の場を広げている。東京藝術大学での集中講義、シンガポール国立大学音楽院でのマスタークラスなど後進の指導とオリジナル楽器の普及にも力を入れている。 2006年に第2位受賞の国際古楽コンクール<山梨>では2017年に審査員を務める。

https://scordatoru.wixsite.com/toru-yamamoto


新井豪 Go Arai (バロックオーボエ)

鎌倉出身。12歳よりオーボエを始める。2013年桐朋学園大学音楽学部を卒業。2013年ブレーメン芸術大学大学院古楽器科に入学。2015年ベルリン芸術大学大学院古楽器科に入学。2018年、同大学院を最優秀の成績で卒業。

2013年に渡独したのち、Akademie für Alte Musik Berlin(=ベルリン古楽アカデミー/ドイツ)、Nieuwe Philharmonie Utrecht(オランダ)、Ensemble Weser-Renaissance Bremen(ドイツ)、Elbipolis Barockorchester Hamburg (ドイツ)、Divino Sospiro (ポルトガル)、Budapest Festival Orchestra(=ブダペスト祝祭管弦楽団/ハンガリー) 等、ヨーロッパ各地の主要なオーケストラと共演。また、2015年からはBach Collegium Japanの定期演奏会や、その他のプロジェクト・録音に参加している。2017年6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭にてJ.C.バッハの四重奏曲集 Op.8を演奏。同時にCoviello CLASSICSより同曲集を世界初録音としてリリース。

これまでにモダンオーボエ を 中山正瑠、関水萌子、浦丈彦、蠣崎耕三の各氏に、バロックオーボエを尾崎温子、Xenia Löffler、Michael Boschの各氏に師事。ピリオド楽器、モダン楽器の壁を越えてバロックから近現代まで演奏の幅を広げている。ウェブサイト:http://go-arai.com/


佐治みのり Minori Saji (バロックオーボエ)

桐朋学園大学音楽学部オーボエ専攻を卒業後、渡仏。オーベルヴィリエ・ラ・クールヌーヴ地方音楽院を経て、サンモール地方音楽院にてオーボエのディプロムを取得し卒業。 2015年よりブリュッセル王立音楽院修士課程にてマルセル・ポンセール氏の元でバロックオーボエを専攻し、最高栄誉賞を得て卒業。イギリスのエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の2018年度アカデミー生となる。

イル・ガルデリーノ、バッハプラス、アポトーシスオーケストラ、オスロバロックオーケストラ等、ヨーロッパ各地のオーケストラに定期的に参加。2018年にはドイツのラインガウ音楽祭に、アダム・フィッシャー指揮のもとエイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団のメンバーとして参加する。2020年にはフィリッフプ・ヘレヴェッヘ指揮のもとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントのマタイ受難曲ヨーロッパツアーに参加するなど活動の幅を広げている。


村上由紀子 Yukiko Murakami (バロックファゴット)

福岡市出身。福岡教育大学音楽科在学中にファゴットを始める。卒業後東京藝術大学別科及び大学院にて岡崎耕治氏に師事。藝大在学中に藝大バッハカンタータクラブに在籍し小林道夫氏の薫陶を受ける。 大学院修了後渡蘭。オランダ王立デン・ハーグ音楽院にてヒストリカルファゴットをドナ・アグレル氏に師事。

音楽院在学中より数々の在欧アンサンブル等と共演。これまでに18世紀オーケストラ、オランダ・バッハ協会(オランダ)、ラ・プティット・バンド、リチェルカール・コンソート(ベルギー)、エウローパ・ガランテ(イタリア)、レ・ラタン・リリック(フランス)、プライブルク・バロック・オーケストラ、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(ドイツ)、コレギウム1704(チェコ)、ヴロツワフ・バロック・オーケストラ(ポーランド)その他のメンバーとしてツアーや録音等に参加。バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ全曲録音においても多数の録音を残している。