古楽講座 むかしの楽器

~ vol.8 弦楽器編 & vol.9 リコーダー編 ~

現代の楽器との違いを奏者自身による楽器の解説と実演で学ぶ「むかしの楽器」、毎年好評につき今回は2本立て!
弦楽器編では、チェロが誕生した17世紀イタリアからバッハに至るまでのストーリーを、
リコーダー編では、楽器の「内側」から見える歴史を解説いただきます。

♪本講座の聴き所を先生方に伺いました♪

【弦楽器編】 懸田貴嗣 先生

あなたもチェロ博士になれる!チェロの誕生!
子供から大人まで大人気、ドラマやCMでも耳にしない日はないくらいポピュラーな楽器「チェロ」ですが、その誕生した歴史について知る人はそれほど多くありません。17世紀後半のイタリアで何が起きたのか?そのキーワードとなるボローニャ、ナポリといったイタリアの街で活躍したガブリエッリやスプリアーニから、ドイツのバッハに至る作品の演奏とともに分かりやすくお話しする講座です。

【リコーダー編】 井上玲 先生

笛は見かけじゃ分からない 〜リコーダーの変遷を内径で追う〜
中世から現代まで、音楽とともに変化してきたリコーダー。それが最も分かりやすいのは、外見のデザインです。よく知られた凸凹の「あの」形は1700年ごろ。より古いルネサンスや中世のデザインはストレートな直管で、逆に現代に近づくとキーが足される……といった様子です。
でも楽器の性能としては、外見よりも、くり抜かれた内側の管の形状=「内径」こそが重要なのです! リコーダーの内側から見える歴史はどんなものか、様々なリコーダーを使った実演も交えながら、紐解いていきましょう。

≫ 弦楽器編チラシ(PDF:820KB)はこちら
≫ リコーダー編チラシ(PDF:900KB)はこちら


◆古楽講座 むかしの楽器

講師[弦楽器編] 懸田貴嗣
[リコーダー編] 井上玲
日程[弦楽器編] 2025年10月17日(金) 18:30〜20:00(18:15開場)
[リコーダー編] 2025年10月19日(日) 11:00〜12:30(10:45開場)
会場アクロス福岡 円形ホール (1F)
受講料各回1,000円
対象古楽器に興味のある方、どなたでも参加いただけます。
※小学校入学前のお子様の入場はご遠慮ください
定員各回100名 ※先着順。定員になり次第締め切ります。
運営協力日本アートマネジメント学会 九州支部

受付期間:2025年7月12日(土)10:00 ~

過去の様子(2024年ファゴット編 講師:長谷川太郎)