フランス・ブリュッヘン直系の弟子として古楽の創成期から50年もの長いキャリアを持ち、ますます磨きのかかった音楽性で聴衆に深い感銘を与えてきたワルター・ファン・ハウヴェ氏が、リコーダーファンの熱いご要望に応えて、リュート界の第一人者佐藤豊彦氏とともに、新・福岡古楽音楽祭に初登場!
ワルター・ファン・ハウヴェ トークコンサート~リコーダー演奏の歴史~
「イタリアン・バロックの室内楽 L’Incontro(再会)」
24日(土) 開演 17:00(開場 16:30) アクロス福岡 国際会議場
全席自由 1,500 円
- 出演:
- ワルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー) 賛助出演:佐藤豊彦(通訳、リュート)
プロフィール
ワルター・ファン・ハウヴェ(Walter van Hauwe、リコーダー)
デルフト(オランダ)に生まれ、デン・ハーグ王立音楽院でフランス・ブリュッヘン氏にリコーダーを学ぶ。ソリストとしてだけではなく、「クワドロ・オットテール」(1969年)、「リトル・コンソート」(1979年)のメンバーとしても多彩な活動を行ってきた。日本では2001年から2005年にかけて、サイトウ・キネン・フェスティヴァルに招聘され、バロック音楽の音楽監督を行っている。その活動は古楽にとどまらず、現代の作品や即興演奏にもおよび、特にブリュッヘン氏やケース・ブッケ氏と共に始めた実験的アンサンブル「サワー・クリーム」(1971年)は、その斬新な演奏で議論を引き起こした。これらの演奏活動、及び1971年より在職したアムステルダム音楽院での教育活動は、3巻からなる『現代リコーダー教本』を生み、その1部は日本語に訳されている。
佐藤豊彦(Toyohiko Satoh、リュート)
立教大学在学中に皆川達夫氏に学ぶ。1968年に渡欧、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにて、オイゲン・ドンボワ氏に師事する。1970年に世界ではじめてバロック・リュートのソロLPを録音してデビュー。文化庁芸術祭優秀賞・レコードアカデミー賞等を受賞。以来多数のレコード・CDを発売している。アンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」のリーダー。ヨーロッパを中心にソロ、アンサンブル、教育、作曲等の音楽活動を行っている。1973年よりオランダのデン・ハーグ王立音楽院教授を勤める。2000年には「リュート&アーリーギター・ソサエティジャパン」を発足、30年以上にもなるヨーロッパでの経験を日本の古楽界の発展に貢献すべく、活動の重点を日本へ移しつつある。
(チケット販売所)
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