古楽セミナー(アンサンブル)

古楽器と声楽のアンサンブルを楽しく学びましょう。
短時間の集合レッスンで音楽を創り、その成果を「古楽ステージ」にて発表します。

2025年 成果発表
講師岩田耕作
日程[Aコース] 2026年10月9日(金) 15:00〜16:30、10日(土) 11:00~13:30
[Bコース] 2026年10月10日(土) 17:00〜18:30、11日(日) 13:00~15:00
※発表演奏の時間を含む
成果発表[Aコース] 2026年10月10日(土) 古楽ステージ 第1部
[Bコース] 2026年10月11日(日) 古楽ステージ 第2部
会場アクロス福岡内
受講料一般3,000円、学生1,500円
※2コースとも受講の場合:5,000円(学生2,500円)
※楽譜郵送希望の方は別途郵送料500円をいただきます
課題曲[Aコース] A. ロッティ 「叡智のミサ」 より
[Bコース] J.S. バッハ 「ミサ曲 ロ短調」 より
♪このページ下方に曲目解説を掲載しています。
募集パート声楽:全声部
器楽:全ての古楽器
募集人数各30名
聴講可(有料・要事前申し込み)
※聴講の受付開始は9月を予定しています
※古楽ステージでの発表演奏はどなたでもお聴きになれます(申込不要・入場無料)

ご注意とお願い

○管楽器は、原則古楽器を、弦楽器は、ガット弦あるいはそれに近い響きの弦を使用してください。弓はバロック弓を使用してください。
○複数の楽器でのエントリーも可能です。

管楽器はA=415Hzのピッチで演奏できる古楽器タイプのもの、弦楽器はガット弦やバロック弓を使用したものでのご参加をお願いします。
通常のヴァイオリンやチェロをお持ちで、今回ガット弦を張っての演奏に初めてチャレンジされたい方も、弦や弓の購入や使用についてのアドバイスをしていますので、お気軽にお問合せ (※)ください。
※新・福岡古楽音楽祭実行委員会にメールにてご連絡ください。講師へお繋ぎいたします。

受付期間:2026年7月11日(土)10:00 ~ 7月31日(金)15:00


*曲目について*

テーマ:「叡智のミサ」から「ロ短調ミサ」へ バッハにたどり着くまでのバロック音楽の変遷

バッハが当時の最新のイタリア、フランス、ドイツのあらゆる音楽を研究し、自分の音楽に取り入れていったことはあまりにも有名な話です。中でもヴェネツィアの作曲家ロッティの『叡智のミサ(Missa Sapientiae)』に深く魅了され自らの手で一音一音書き写された楽譜が残されています。この楽譜にはバッハ自身による注釈、アーティキュレーション、低音部への数字の書き込みなども加えられており、いかにバッハがこの曲のとりこになっていたかが伺えます。そしてその研究の結果生まれたのがあの有名なロ短調ミサBWV232です。セミナーではAコース・Bコースでそれぞれのミサ曲を取り上げ、バッハがロッティから何を学び、どう発展させていったかを比較します。

♪楽器を演奏するうえで実際に歌ってみることは非常に有意義な経験です。歌ったことのない方も、この機会に是非積極的に合唱に参加してください。

【Aコース】 アントニオ・ロッティ 「叡智のミサ(Missa Sapientiae)」 より

叡智のミサというタイトルは、ロッティ自身ではなく、この曲を演奏したドレスデンの宮廷作曲家ゼレンカによる命名です。 バッハやヘンデルにも多大な影響を与えたこの作品が、まさに音楽における知恵の結晶であるというゼレンカの深い敬意がうかがえます。 Aコースではバッハも手書きで1音1音書き写したというゼレンカの構成による楽譜を使い、バッハが何に感銘を受け自らの音楽に取り入れていったかを探ります。

【Bコース】 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 「ミサ曲ロ短調(Messe) BWV232」 より

ロッティは伝統的な対位法を用いた古い形式「スティーレ・アンティコ」と、新しい 器楽的な華やかな音楽「スティーレ・モデルノ」を融合させました。 また、歌詞の意味に合わせて、劇的な和声の変化・半音階的な旋律、あるいは跳躍を用いて聴き手の感情を揺さぶる手法「アフェクト」を用いています。 そんな「叡智のミサ」をバッハが自分の音楽に取り入れ、 いかにロ短調ミサへと昇華していったのかを探ります。

>>>講座内容PDF版(830KB)はこちら