2日間を通してのセミナーです。本セミナーの集大成として、25日開催の「古楽ステージ(第2部)」にて発表演奏を行います。
講師 | 岩田耕作 |
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日程 | 2015年10月24日(土) 9:30〜16:00、2015年10月25日(土) 10:30〜14:00 |
会場 | アクロス福岡内 |
実施形態 | 個人または アンサンブル |
受講料 | 3,000円(学生1500円)※楽譜代:郵送希望者は別途500円必要。 |
課題曲 | オペラ・バレー「ヴェニスの謝肉祭」より(アンドレ・カンプラ作曲) *原語:イタリア語及びフランス語 ♪音源はこちら |
受付は終了いたしました。ありがとうございました。
募集項目*ピッチ:415hz
- 【器楽】
- *管楽器は原則古楽器とします。
リコーダー、フルート、オーボエ、リュート、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、パーカッション、チェンバロ - 【声楽】
- 各声部(独唱及び合唱)。
*独唱はイタリア語のみの参加も可。また合唱においても、フランス語の経験は一切問わない。
*注意*
弦楽器は、ガット弦、あるいはそれに近い響きの弦を使用してください。弦の入手方法などについては、お気軽にお問い合わせください。
チェンバロは、楽器が1台しか用意できません。一部の曲での参加になる可能性があります。複数の楽器や声でのエントリーも可能です。
*課題曲について*文責:岩田耕作
ヨーロッパ最強の王国となったバロック時代のフランスでは、音楽においてもヨーロッパ最強の芸術を築き上げようという努力がなされました。しかし伝統を有するイタリアにはなかなか追いつけず、彼らはイタリアに対する対抗心と同時に羨望を抱き続けていました。中でも水の都ヴェネツィア、そしてそこで繰り広げられる謝肉祭とはどんなお祭りなのか。現代より旅行することが困難だった当時の人々にとって、それはまさに夢の世界でした。
カンプラの「ヴェニスの謝肉祭」は、そんなヴェネツィアのお祭りをヴェルサイユで再現してみようとしたオペラ・バレーです。しかし音楽面においては、単にイタリアの真似事をしようとしたのではなく、イタリアとフランスの音楽を融合させようという、大変興味深い試みがなされています。
♪こちらからデモ音源をお聴き頂けます。