テーマ:グレゴリオ聖歌とルネッサンスのポリフォニーで『レクイエム』を歌おう
合唱初心者から学べる4時間完結のセミナーです。
講師 | 安積道也 |
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日時 | 2016年10月9日(日)9:45〜14:30 (休憩有) |
会場 | アクロス福岡内 |
受講料 | 3,000円(学生1500円)※楽譜郵送希望の方は郵送代が別途必要です。 |
曲目 | 「レクイエム」より グレゴリオ聖歌&ビクトリア |
募集人数 | 50名 |
聴講 | 聴講無料 ※開講当日の受付が必要です。 |
*曲目について* 文責:安積道也
今年は、死者を思う月である11月を目前に、死者のためのミサ『レクイエム』を取り上げます。
四線譜の助けを借り、グレゴリオ聖歌の『レクイエム』(入祭唱、他)を「ネウマ譜」で歌ってみましょう。
「ネウマ譜」とは、テキストをどのように読むか、という朗唱芸術の一端として発展し、
旋律に内容(=神学)を反映させるための具体的な歌い方の指示記号として各地で定着しました。
グレゴリオ聖歌は、和音はおろか、一定の拍感がもたらすテンポもありませんが、
高い精度でタイミングや響きの質の一致を歌い手に要求します。
講習会では、ネウマの意味や、そこに示された息・声の使い方などを解説しながら、
基本的には「オウム返し」で練習をしていきます。拍節感や和声の伴う楽曲からは得られないアンサンブルを体験しましょう。
後半は、ネウマ譜に示された「声」へのアプローチを、ポリフォニー音楽へ応用していきます。
題材として、ルネッサンス期の巨匠ビクトリアから、グレゴリオ聖歌『レクイエム』をそのまま定旋律に用いた
『死者のためのミサ』(入祭唱、他)を取り上げます。
こちらは多声音楽のア・カペラです。死生観、声へのアプローチ、多声音楽の長所と短所など、
グレゴリオ聖歌との違いを感じることができると思います。
古いタイプの作品を初めて歌う方、大歓迎です!また、ア・カペラや、「歌う」ということに関して、
さらなるアドヴァイスやアイデアを求めている方も、是非いらしてください!
受付は終了いたしました。ありがとうございました。