室内楽コンサート

「イタリア歌曲集の魅力 ~オペラの誕生からヘンデルへ~」

波多野先生からのメッセージ

 「イタリア歌曲集」を人にたとえるなら、「幼なじみ」「最初の師匠」「長いつきあいの同僚」… 私にとってそんな存在です。昔からずっとそばにある人生の柱のような。

 古楽器とこの曲集を歌うと、その新しい顔に驚きます。楽器と歌との間の、自由なやり取り。スリリングな空気を会場のみなさんと一緒に味わえることを楽しみにしています。

 福岡でお会いしましょう!


室内楽コンサートチラシ表面
チラシ表面

「イタリア歌曲」といえば、歌を学ぶ方も、そうでない方も、一度は耳にしたことがあるでしょう。
永く歌い継がれ、愛されている数々の歌の歴史と魅力に迫るコンサート。
波多野睦美さんの美しいソプラノに、西山まりえさんのチェンバロとハープ、そして弦楽アンサンブルが華を添えます。

日時2019年10月14日(月・祝) 開演 15:00(開場 14:30)
会場アクロス福岡 国際会議場(4F)
出演波多野睦美(メゾソプラノ)
西山まりえ(チェンバロ&バロックハープ)
山本徹(バロックチェロ)
廣末真也水谷有里(バロックヴァイオリン)
松隈聡子(バロックヴィオラ)
曲目 カッチーニ:アマリッリ Amarilli, mia bella (Caccini)
カリッシミ:勝利だ!わが心よ Vittoria! mio core (Carissimi)
A. スカルラッティ:私は心に感じる Sento nel core (A. Scarlatti)
A. スカルラッティ:すみれ Le Violette (A. Scarlatti)
ヘンデル:泣かせてください Lascia ch’io pianga (Handel)
A. スカルラッティ:トッカータ Toccata (A. Scarlatti) *チェンバロソロ
ほか
入場料【全席自由】3,000円
 ※2019年6月23日(日)一般発売開始
 ※小学校入学前のお子さまは入場できません。託児サービスはございません。
チケット取扱所○ アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時)
チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:149-309)
チケット購入方法はこちら
お問合せアクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時)

※諸事情により、記載内容が変更になることがありますので予めご了承ください。


■出演者プロフィール

波多野睦美(メゾソプラノ)

英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。その魅力と新たな可能性を示して話題を呼び、英国の専門誌でも高く評価される。以来レパートリー、活躍の場を広げ、国内外での多くのコンサート、音楽祭に出演して独自の存在感を放つ。
バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリオのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C.ホグウッド指揮他の多くのバロックオーケストラと共演。
オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」の孤独な王妃オッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」の悲劇の女王ダイドー、モーツァルト「イドメネオ」の苦悩する王子イダマンテなどを演じ、深い表現力で注目される。
現代音楽の分野では、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演し、広い世代の作曲家から厚い信頼を得ている。
また「歌曲の変容」と題したシリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲プログラムを開拓。放送では「NHKニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「題名のない音楽会」等に出演。
楽器との共演による「イタリア歌曲集」(レコード芸術特選盤)、高橋悠治(作曲家/ピアノ)との「猫の歌」「風ぐるま」他、多くのCDが専門誌で高い評価を受ける。高橋悠治との共演による最新作はシューベルト「冬の旅」。
2018年7月にはギタリスト大萩康司とのデュオで「コーリング・ユー〜追憶のスクリーン」をリリース。


西山まりえ(チェンバロ&バロックハープ)

Marie Nishiyama

チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサートや録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの反響を呼んでいる。また音楽番組、教養情報番組などTV出演も多い。アンサンブル「アントネッロ」メンバーとしても活躍している。

録音は多数あり、「バッハ インヴェンション&シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ 鍵盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより欧州で発売されたデビューCD「ファンタシーアの奏法〜イベリア半島の鍵盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン)の最優秀推薦盤に選ばれる。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハープとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミセス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めている。

東京音楽大学卒、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。2017年より武蔵野音楽大学チェンバロ科非常勤講師を務める。

Marie Nishiyama Official Website http://marienishiyama.com/


山本徹(バロックチェロ)

東京藝術大学、同大学院古楽専攻、チューリヒ芸術大学修了。チェロを土肥敬、河野文昭、北本秀樹、鈴木秀美、ルール=ディールティーンスの各氏に師事。東京藝術大学バッハカンタータクラブにて小林道夫氏の指導のもと研鑽を積む。

2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位、2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、ファン・ヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。

バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど主要な国内外のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに多数参加。

最近では東京藝術大学での集中講義「古楽器概論」、シンガポール国立大学音楽院でのマスタークラス、ムジカ・アンティカ湘南をはじめ各地でのレクチャー等、後進の指導とオリジナル楽器の普及にも力を入れている。

2006年に第2位受賞の国際古楽コンクール<山梨>では2017年に審査員を務める。


廣末真也(バロックヴァイオリン)

Shinya Hirosue

福岡県出身。

福岡教育大学初等教育教員養成課程音楽専攻卒業、同大学院修了。桐朋学園大学音楽学部研究科古楽器専攻修了。ヴァイオリンを原田大志、松野弘明、木野雅之、バロック・ヴァイオリンを戸田薫、寺神戸亮の各氏に師事。公開セミナーやマスタークラス等で、シギスバルト・クイケン、パウル・エレラ、エマニュエル・ジラール、鈴木秀美、若松夏美の各氏に指導を受ける。

2014 年より桐朋学園大学にて本格的にバロック・ヴァイオリンを学び、同年より「コンセール・エクラタン福岡 古楽シリーズ」を主宰。地元福岡でのオリジナル楽器(古楽器)による演奏活動に精力を注いでいる。

現在、福岡を中心に全国で演奏活動を展開しており、これまで、クラシカル・プレイヤーズ東京、古楽アンサンブル
コントラポント、テレマン室内オーケストラ、新・福岡古楽音楽祭などの公演に出演。

コンセール・エクラタン福岡コンサートマスター、オルケストル・アヴァン=ギャルド、響ホール室内合奏団メンバー。


水谷有里(バロックヴァイオリン)

Yuri Mizutani

1999年福岡県生まれ。

第24回KOBE国際音楽コンクール弦楽器大学一般の部 最優秀賞 及び 神戸市教育委員会賞受賞。第7回Kジュニア&学生音楽コンクール弦楽器部門大学の部 第2位。第41回コンセール・ヴィヴァン新人オーディション 優秀賞受賞。

ヴァイオリンを服部芳子、岡山潔、野口千代光の各氏に、室内楽を玉井菜採、林俊昭の各氏に、バロックヴァイオリンを戸田薫氏に師事。現在、東京藝術大学器楽科3年に在学中。


松隈聡子(バロックヴィオラ)

Satoko Matsukuma

ロッテルダム音楽院卒業。

第48回北九州芸術祭にて奨励賞受賞。トゥルク音楽祭、サヴォンリンナミュージックアカデミー、オランダ国立ユースオーケストラ、ヴィオラスペース東京等に参加。日本演奏連盟主催新人演奏会にて九州交響楽団と共演。寺神戸亮氏のマスタークラスを受講。

響ホール室内合奏団首席ヴィオラ奏者。アルカスSASEBOジュニアオーケストラ講師。コンセール・エクラタン福岡メンバー。