京都に生まれる。
国立音楽大学楽理科卒業。スイスのバーゼル・スコラ・カントールムでディプロマを取得。更にオランダのハーグ王立音楽院で研鑽を積む。故大橋敏成、ジョルディ・サバル、ヴィーラント・クイケンの各氏に師事。在欧中はサバル主宰「エスペリオンXX」のメンバーとして活動した。
帰国後、自らの研究とアイデアを生かした様々な演奏会を企画、内外の名手達と共演。また<マラン・マレの横顔>no.1~5、<J.S.バッハ ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ全3曲他>、<F.クープラン ヴィオルのための音楽> [ALM]など多くのCDがリリースされる中、<マラン・マレの横顔 IV>は第45回レコード芸術誌[音楽史部門]アカデミー賞を受賞、<ディエゴ・オルティス ルネサンス装飾の粋レセルカーダ集&典礼曲集>は朝日新聞及びレコード芸術誌特選盤に選ばれた。オルティス著《変奏論》(1553) を邦訳 [アルテスパブリッシング]、同書の曲集 D.Ortiz : Recercate[edition offfenburg] を編集。
2017年度まで国立音楽大学及び京都市立芸術大学音楽学部で非常勤講師を務めた。2018年よりドイツ、ケーテンにおける国際バッハ-アーベル・ヴィオラ・ダ・ガンバコンクール審査員。