今年の新・福岡古楽音楽祭は第5回目を記念してバロックオペラ(セミコンサート形式)を上演します!
2018年10月26日(金) 開演 18:30(開場 18:00)
アクロス福岡 シンフォニーホール(1F)
【全席指定】S席8,000円 A席6,000円 (学生券3,000円)
※2018年6月3日(日)一般発売開始
曲目 | モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」全5幕(セミコンサート形式) 原語(イタリア語)上演、日本語字幕付き |
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指揮&バロックヴァイオリン | 寺神戸亮 |
キャスト | オルフェオ:エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール) エウリディーチェ:マチルド・エティエンヌ(ソプラノ) ムジカ:鈴木美登里(ソプラノ) プロセルピーナ・ニンファ:染谷熱子(ソプラノ) 使者:布施奈緒子(メゾソプラノ) プルトーネ:小笠原美敬(バス) カロンテ:渡辺祐介(バス) アポロ・牧人・精霊:谷口洋介(テノール) 希望・牧人:上杉清仁(カウンターテナー) 精霊・牧人:中嶋克彦(テノール) こだま:江川靖志(テノール) |
管弦楽 | 古楽合奏団オルフェオ |
合唱 | 合唱団オルフェオ |
ステージコーディネイト | 大平久美(株式会社K Productions) |
チケット取扱所 | ○ アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時) ○ チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:105-338) ○ ローチケ(旧ローソンチケット) TEL:0570-000-407(Lコード:83024) |
お問合せ | アクロス福岡チケットセンター TEL:092-725-9112(10時~18時) |
※小学校入学前のお子様は入場できません。
※諸事情により、記載内容が変更になることがありますので予めご了承ください。
■あらすじ
羊飼いや妖精たちに祝福され婚礼を挙げた直後、花摘みに出かけたエウリディーチェが毒蛇に噛まれ亡くなってしまう。妻を返してほしいと頼むオルフェオに、冥界の王プルトーネは地上に出るまで決して彼女を振り返ってはならぬという条件付きで連れ帰ることを認める。エウリディーチェを連れて帰路についたオルフェオ。しかし不安な気持ちに耐え切れず、後ろを振り向いた途端、ふたりは引き離されてしまう。ひとり地上に戻り嘆き悲しむオルフェオのもとに太陽神アポロが現れ、彼を連れて天へ昇っていく。
■出演者プロフィール
1961年ボリビア生まれ。桐朋学園大学に学び、ヴァイオリンを久保田良作氏に師事。在学中1983年に日本音楽コンクール第3位入賞、1984年同大学を首席で卒業すると同時に、<東京フィルハーモニー交響楽団>にコンサートマスターとして入団(当時、最年少)。しかし、在学中より興味を抱いており、有田正広氏等と演奏活動も始めていたオリジナル楽器によるバロック演奏に専心するために1986年に同団を休団(後に退団)、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学、シギスヴァルト・クイケンのもと研鑽を積んだ。同院在学中から演奏活動を始めると、直ちにその才能は広く認められるところとなり、<レザール・フロリサン>(フランス)、<シャペル・ロワイヤル>(フランス)、<コレギウム・ヴォカーレ・ゲント>(ベルギー)、<ラ・プティット・バンド>(ベルギー)などヨーロッパを代表する古楽器アンサンブルやオーケストラのコンサートマスターを務めた。現在<バッハ・コレギウム・ジャパン>コンサートマスター。ソリストとしては<ラ・プティット・バンド><レザール・フロリサン><バッハ・コレギウム・ジャパン><東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ(有田正広主宰)><アルテ・デイ・ソナトーリ>(ポーランド)などと協奏曲を共演。
『第1回北とぴあ国際音楽祭 ’95』において、パーセルの《ダイドーとエネアス》で指揮者デビュー。以後、同フェスティバルではラモーやモーツァルトなど、フランス・バロックとモーツァルトの作品を中心に公演し、日本で最もバロック・オペラに精通した貴重な存在として注目を集めている。現在、デン・ハーグ王立音楽院にて後進の指導にあたっている。また、ブリュッセル王立音楽院、東京芸術大学、福岡古楽音楽祭、韓国延世大学等に招かれ、マスタークラスやオーケストラ指導なども行っている。
2007度より桐朋学園大学の特任教授に就任。ベルギー、ブリュッセル在住。
チリ人の両親のもとスイスのジュネーブに生まれる。ジュネーブ音楽院とローザンヌ音楽院にてオーボエを学び、一等賞を得て卒業。その後、声楽に転向し、ミシェル・コルボ指揮のローザンヌ声楽アンサンブルでデビューする。団員として、ボーヌ、ユトレヒト、ラ・フォル・ジュルネなど、様々な音楽祭に招かれ、モーツァルトの《レクイエム》、バッハの《ミサ曲 ロ短調》、モンテヴェルディの《聖母マリアの夕べの祈り》などの公演に参加。その後、ソリストとしても活躍するようになり、ラモーのオペラ《ダルダニュス》《プラテ》のタイトルロールを務めるなど、今やヨーロッパにおけるバロック・オペラ公演には欠かせないテノールとなっている。今シーズンは、ルセ指揮のリュリ《ファエトン》のタイトルロールを歌い、ボーヌ、パリ、ローザンヌなどの公演で大絶賛を浴びている。日本では2012年北とぴあ国際音楽祭でのシャルパンティエ《病は気から》に出演、変幻自在の歌唱力と演技力で複数の役をこなし会場を沸かせた。
パリ市国立高等音楽院にて古楽、アルジャントゥイユ音楽院にてオペラ歌曲を学ぶ。M.エチュヴェリ、R.ヤカール、M.キングに師事。レザール・フロリサン、ル・コンセール・スピリチュエルをはじめとする主要なバロックアンサンブルに参加、フランスのみならずヨーロッパおよびアジア各国でソリストとして活躍。女優として10本ほどの映画に出演。最近作は、フィリップ・クローデルの『すべての太陽』(2011年)。演出家としても活動しており、09年にはビゼー《カルメン》、ヴェルディ《マクベス》を演出する。また、ラモー《ゾロアストル》、クープラン《ルソン・ド・テネブル》、シャルパンティエ《テ・デウム》など、多くの録音にも参加している。11年、ヴィラ・メディシス・オール=レ=ミュール賞(アーティストの海外派遣プログラム)を受賞し、日本の古典伝統音楽調査・研究のために日本へ派遣される。フランスの新しい世代を代表するバロック音楽のスペシャリスト。日本では2012年北とぴあ国際音楽祭でのシャルパンティエ《病は気から》に出演、日本語の台詞にも挑み歌唱力・演技力ともに高く評価されている。
京都市立芸術大学声楽科大学院修了後、兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。グレゴリオ聖歌からバロック期に至る古楽声楽とアンサンブルを学ぶ。留学中より国内外の古楽グループのソリストとしてコンサートツアー及び録音に参加。2000年に帰国。初期バロック期のソロ声楽曲及びマドリガーレの研究に力を注ぎ、コンサートや講習会など積極的な活動を展開。声楽アンサンブル ラ・フォンテヴェルデ主宰。
洗足学園音楽大学音楽学部声楽卒業、同大学院を首席で修了。東京藝術大学別科古楽を経て、同大学院器楽科古楽バロック声楽を2014年に修了。声楽を佐藤征一郎、白川佳子、大森園子、野々下由香里、ゲルト・テュルク、上杉清仁各氏に学ぶ。これまでにオペラではモーツァルトの『コシ・ファン・トゥッテ』のフィオルディリージ、『魔笛』の童子、ビゼー『カルメン』のミカエラ、オペレッタではヨハン・シュトラウス『こうもり』のロザリンデ等を歌い、宗教曲ではヘンデルの『メサイア』等でソプラノ・ソロとして出演する。最近では《レ・ボレアード》や、《コントラポント》、《コーロ・リベロ・クラシカ》、《ラ・フォンテヴェルデ》等にて、古楽を中心とした演奏活動を行っている。アイゼナハ音楽院講師。
埼玉県岩槻市出身。共立女子中学高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞および同声会賞を受賞し、同声会新人演奏会出演。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。声楽を野本立人、故大國和子、多田羅迪夫、寺谷千枝子の各氏に師事。
これまでにオペラでは、マスネ《ウェルテル》シャルロッテ、ビゼー《カルメン》メルセデス、モンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》乳母・アモーレ、ドリーブ《ラクメ》マリカ、ジョルダーノ《アンドレア・シェニエ》ベルシを演じるほか、ヴィヴァルディ《グロリア》、バッハ《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、ハイドン《戦時のミサ》、モーツァルト《レクイエム》、《クレド・ミサ》、ベートーヴェン《交響曲第九番》、《ミサソレムニス》、メンデルスゾーン《聖パウロ》、R.シューマン《うたびとの呪い》、《小姓と王女》、ヴェルディ《レクイエム》、ドヴォルザーク《スターバト・マーテル》、フォーレ《小ミサ》、ラター《グロリア》等のソリストを務め、堤俊作、小泉ひろし、湯浅卓雄、沼尻竜典、広上淳一、ハンス=マルティン・シュナイト等の著名な指揮者とも共演している。友愛ドイツ歌曲コンクール入選。 第27回練馬区新人演奏会に合格(最優秀賞)し、ワーグナー《ヴェーゼンドンク歌曲集》(全曲)を東京ユニバーサル管弦楽団(指揮:松岡究)と共演。
バッハ・コレギウム・ジャパン(音楽監督:鈴木雅明)に所属し、2012年メンデルスゾーン「聖パウロ」公演ではソリストを務める。
現在は、声楽家としての活動を行うと同時に、学生・一般を問わず複数の合唱団でボイストレーニングや指導にも携わっている。東京成徳大学非常勤講師。
東京藝術大学大学院修了。平成14年度文化庁芸術家在外研修員。小笠原克美、高橋大海、ノーマン・シェトラー、ペーター・コーイの各氏に師事。バッハ・コレギウム・ジャパン、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、ライニッシェ・カントライ、リチェルカール・コンソート等の古楽アンサンブルのメンバーとして活動し、ソリストとして鈴木雅明、寺神戸亮、濱田芳道、渡邊順生、フィリップ・ヘレヴェッヘ、フィリップ・ピエルロー、ペーター・ノイマン、ヘルマン・マックス各氏等と共演。欧州諸国をはじめ国内外で様々な音楽祭に出演している。ソロ活動や声楽アンサンブルへの積極的な取り組みは幅広い分野に及び、特に古楽やドイツ歌曲に演奏には定評がある。近年は国内各地で様々なコンサートやオペラに出演し、バロック・プログラムやドイツ歌曲によるリサイタルも積極的に行っている。ヴォーカル・アンサンブル・カペラ、ジョーバン・バロック・アンサンブルメンバー。
東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。多田羅迪夫氏に師事。
オランダのデン・ハーグ王立音楽院にて、ペーター・コーイ、マイケル・チャンス、ジル・フェルドマン、リタ・ダムスの諸氏のもとで研鑽を積む。2002年4月より鈴木雅明氏の主宰するバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー。現在マヨラ・カナームス東京音楽監督、東京ムジーククライス常任指揮者。古楽アンサンブルCantus Ebrius主宰 、Coro Libero Classicoメンバー。
国立音楽大学声楽科卒業。声楽を宮崎義昭、中村健、大石正治、ヒサコ・タナカ、ジョン・エルウィス、ゲルト・テュルクの諸氏に師事。’98 年以来バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のメンバーとして国内外の数多くの演奏会やCD 録音に参加し、現在も主要メンバーとして活躍。主にコンサート歌手として活動する中、昨年は北とぴあ国際音楽祭主催のモンテヴェルディ歌劇「オルフェオ」に出演し好評を博し、またバッハのカンタータや受難曲におけるエヴァンゲリストなど、ソリストとしての評価も高い。アカペラ演奏や声楽を中心として小編成の室内楽演奏も積極的に行っている。古楽演奏集団「トロヴァトーリ・レヴァンティ」、古楽アンサンブル「コントラポント」のメンバー。第19 回室内楽音楽コンクール・ソレイユ新人オーディションで声楽部門第1 位ならびに総合で最優秀賞を獲得。2001 年音楽現代新人賞受賞。
高知県出身。東京藝術大学大学院修士課程、博士後期課程を修了し博士号(音楽)を取得。スイス・バーゼル音楽大学・スコラカントルムに留学し、ゲルト・テュルク、アンドレアス・ショル両氏のもとで研鑽を積む。その色彩豊かで柔らかい美声と確実なテクスト解釈による多彩な表現には定評があり、日本を代表する実力派歌手として活躍している。声楽アンサンブル『ラ・フォンテヴェルデ』メンバー。桜美林大学芸術文化学群講師。
福岡教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院オペラ科修士課程修了。同大学院オペラ科博士課程修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに留学。マインツ音楽大学のバロック声楽コースで研鑽を積んだ。宗教曲やオラトリオなどコンサートのソリストとして多数出演しているほか、新国立劇場や東京室内歌劇場、サントリーホール・オペラアカデミー公演など、オペラの舞台でも活躍している。
福岡教育大学大学院修了。モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」、バッハの「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「カンタータ」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、シューベルト「マニフィカト」「ミサ」、ロッシーニ「小荘厳ミサ」等のソリストを務める。これまでに橋本エリ子、吉田由布子、橋本嘉世、Oskar Hillebrandtの各氏に師事。現在、久留米大学附設高等学校・中学校非常勤講師、近畿大学九州短期大学通信教育部講師、合唱団ヴァンヴェール指揮者、混声合唱団ポロロッカ指揮者。
第5回記念公演「オルフェオ」上演のため、古楽器のスペシャリスト達により特別に結成されたアンサンブル。
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「オルフェオ」上演にご参加いただく合唱団員を募集します。世界中で活躍するアーティストたちと共演のチャンス!
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